詩『グレイのハート』
部屋の掃除を終えた休日
ひとり街へと駈けだした
耳からただ流れ出ていく音楽は
雲間の光に溶けて消えゆくよ
なくしものを見つけたかったから
いろんな人に聞いてみたのに
やっぱりダメだったよ
自分で作るしかないのかな
あのとき
あのときの
伝えたかった「好きです」の一言は
時間の波にさらわれて
あんなにも悩んだはずの心は
どこか遠くへ行っちゃって
それでもまだ期待しているの?
透明な出口が私を呼ぶから
明日もまた駈けだしてみようか
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